【カリフォルニア州マウンテンビュー & 日本横浜、2024 年 8 月 26 日、PR Newswire = 共同通信 JBN 】シリコンバレーを拠点とする車両ソフトウエア サプライヤー、Applied Intuition と日本の商用車メーカーいすゞ自動車は本日、いすゞ自動車の自動走行トラックソリューションの開発・提供計画を加速させる戦略的提携を発表しました。このパートナーシップは、商業ロジスティクスを最適化することで、経済的・社会的に大きな影響をもたらし、危機的なドライバー不足をめぐる最近の懸念に直接対処するものです。
トラック運転手の過労は日本における公衆衛生上の大きな問題であり、運転手の 84% 近くが関連した健康問題に直面しています。最近の調査では、過労死原因の 34.3% をトラック運転手が占めています。これを受けて日本政府は労働基準法を改正し、年間労働時間の上限を休憩時間を含めて 3,300 時間としました。これにより、すでに 2030 年までにドライバーが36%減少すると予測されている業界では、ドライバー不足への懸念が高まっています。「2024 年問題」として知られるこの問題は、サプライチェーンを混乱させ、優れたサービスに対する日本の評判を脅かすものであります。
本提携により、先進的な自動運転技術を日本に導入することで、物流ソリューションの拡大とドライバー不足の緩和を図ります。いすゞ自動車は、2024年4月に中期経営計画「 ISUZU Transformation - Growth to 2030 (IX)」を発表し、自動運転ソリューションを新たな事業の柱とすることを掲げています。Applied Intuition のテクノロジーは、顧客のニーズを念頭に設計・開発されており、自動車機器メーカー(OEM 様)が安全でインテリジェントな自律走行システムを構築することを可能にし、自律走行開発、検証、展開の加速に必要なソリューションを確実に提供します。
「Applied Intuition は 自動車メーカーのお客様が次世代技術を車両に導入できるよう支援する事業を行っています。今回のケースでは、いすゞ様と協力して商業トラック向けの自動運転を推進しています」と、Applied Intuition の共同創設者兼 CEO である Qasar Younis 氏は述べています。「Applied Intuition がエコシステム内の他の企業と異なるのは、我々のお客様が成功しなければ当社も成功しないという点です。そのため、世界最大のトラックメーカーの 1 社であるいすゞが商業トラックのニーズを解決すると同時に社内の能力を開発するサポートができることを楽しみにしています」
いすゞ自動車の代表取締役社長兼COOである南信介は、「Applied Intuition との協業は、自動運転技術開発を大きく前進させ、いすゞの自動走行トラック事業の立ち上げ計画に強力な基盤を提供します。この戦略的パートナーシップは、お客様や社会全体が直面する課題に対する解決策を創造し、提供するといういすゞの目標に向けた強力な推進力となるでしょう」と述べました。
いすゞ自動車やその他のグローバルOEM 様のエグゼクティブとお会いしたい方は、appliedintuition.com/intersectから登録してください。
Applied Intuition について
Applied Intuition は、安全でインテリジェントなマシンの導入を世界中で加速する業界トップの車両ソフトウェアサプライヤーです。Applied Intuition は 2017 年に設立され、AI を搭載したADAS/AD ツールチェーン、車両プラットフォーム、自動運転スタックを提供し、顧客が市場投入までの時間を短縮し、高品質のシステムを構築しながら、次世代の消費者体験を創造できるよう支援しています。世界の自動車メーカー上位 20 社のうち 18 社がApplied Intuition のソリューションを信頼しており、最新の自動車の生産を推進しています。Applied Intuition は自動車、トラック、建設、鉱業、農業、防衛産業向けにサービスを提供しており、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、ミシガン州アナーバー、デトロイト、ワシントン D.C.、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ストックホルム、ソウル、東京にオフィスを構えています。詳しくはappliedintuition.com/jaをご覧ください。
いすゞ自動車について
いすゞ自動車は横浜に本社を置き、商用車、ピックアップトラック、ディーゼルおよび天然ガスエンジン、部品およびコンポーネントの設計、開発、製造、販売およびサービスに従事する世界有数の自動車会社です。いすゞ自動車の製品は世界 150 以上の国と地域で販売されています。日本 No.1 の小型トラックブランドであるエルフは多くの国でトップシェアを誇り、小型トラックのグローバルスタンダードとして高い評価を受けています。ピックアップトラック「D-MAX」は、タイの生産拠点で生産され、約 100 カ国に輸出されています。詳細はwww.isuzu.co.jpをご覧ください。